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<NHKでの共演>
私のコンサート活動は、ソロと現代中国を代表し続けるバイオリニスト、
盛中国のパートナーとしてのデュオとの2部分からなっています。
盛中国とは86年末、 日本国際音楽コンクール第3回の審査員として来日した折、
コンクール後、知人を通して紹介されました。
時の経つのは本当に早いもので、 87年3月 28日に東京で初共演してから
今年で16年目になります。
日本、中国の両国での公演のほか、
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドに於いてのコンサートも好評を博し、
近年、その息の合った共演はゴールデンコンビと評されるようになりました。
9歳から舞台に立ち、ずっと中国の音楽界において一線で活躍している
盛中国からはこの15年間で、音楽、舞台マナーなど多くのことを
学ばせてもらったと思います。
今でも衰えることのない盛の人気は
ひとえに彼の音楽に対する真摯な態度と、
バイオリンへの愛着、追求の積み重ねであり、
広い中国全土、各地のコンサートホールからリサイタルが
初めて催されるような小都市まで ほとんどいつもチケットは売り切れ、
その人気に便乗し私もほんとうに色々なところで演奏させていただきました。
舞台経験というのは演奏家が育つ上でほんとうに大切なものなのです。
初めて彼の伴奏をした日から思うと、
今日、ゴールデンコンビと言っていただけることにも
深い深い感慨を覚えます。
なにしろ最初は、私の今はなき恩師、
森安耀子先生が「濃縮ジュースを還元しないで飲んでいるような状態ね、
学生の頃よりずっと実のある勉強をしてるわよ」と
おっしゃったほど必死でしたから・・・・・・。
ここでは私の公私にわたるパートナー、盛中国をご紹介します。
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